ミゲル・デ・セルバンテスの遺体がトリニタリアス修道院の教会の地下納骨堂で発見されたことから、マドリード屈指の有名な住民が再び話題になっています。2015年はスペイン文学の最高傑作『ドン・キホーテ』後編の出版400周年、2016年はセルバンテスの没後400年。近年、アルカラ・デ・エナレス出身の作家は、これまでにないほど注目を集めています。スペイン黄金世紀の文豪たちが暮らしていた文芸地区をはじめ、市内のセルバンテスルートを巡り、彼の人生と作品にゆかりのある場所へ実際に足を運んでみてはいかがでしょう。セルバンテスのマドリードには明かされるべき秘密がまだたくさんあり、好奇心旺盛な訪問者を待っています。